【苔むす屋久島の森へ…】
早朝5時に縄文杉に行くバスへ向かう。
今回はガイド無しで縄文杉と白谷雲水峡を制覇するルートだ。
梅雨入りした奄美の貴重な晴れの日、かなりの人数が既に並んでいた、何とかして2本目のバスをゲット。
おおよそ6時に荒川登山口に到着して即、縄文杉を目ざして移動開始。
急いでいるのだ
なぜなら、縄文杉と白谷雲水峡難を繋ぐルートはかなりの難所と聞いていたので日が暮れる前に下山できないと命の危険がある。
軽快に飛ばす、飛ばす、飛ばす
かなりの人数を越して、ウィルソン株へ
その時点では前のバスのチームに追いついてないと思い、2本目のバスの先頭にいると思っていた。
早朝の誰もいないウィルソン株で演奏し、そのまま縄文杉へ
おかしい、縄文杉に向かう道にも誰もいないのだ
その時にやっと気付いた
いつの間にか先頭にいたらしい
そのまま1番乗り縄文杉を味わい、
下山へ
ここまで約2時間
往復10時間と聞いていたので後のことを考えてペースを早めたようだ
帰り道、第一のチームとすれ違いの挨拶などしながら元の道まで下山
戻ったらウィルソン株は大渋滞していた…
さあ、サクサクっと白谷雲水峡に抜ける道へ行こうと思ったら異変が
下り坂をぴょんぴょん跳ねながら下ったので膝をイカれてしまった…
帰る分にも問題ないがこのコンディションで白谷雲水峡に抜ける山道行けるのか
かなりの難しい判断だ
ガイドがいるなら辞めておきましょうと言うだろう
もう1人の自分も白谷雲水峡は別に行けばいいよと言っている
でも、もう1人の自分がイケると言っている
迷ったら、チャレンジ
行くことにした
通常はこの判断は褒められたものではないし、何かあったら…
というのは分かる
でも行きたかった
気力のみで亀のように1歩1歩時間をかけ2時間かけ、太鼓岩の手前まで到着
この時点で膝をかばって登り続けた為に
股関節とひだり膝が終わっていた…
太鼓岩のルートはまたかなりの急な坂なので
痛み的にとても登れる状況ではなかったが
ここまで来たのだ
気合いのみで登頂開始
頂上に白谷雲水峡から来たチームがいて
暫し休憩
膝にタオルを巻き付けてる姿を見て、1人の男性がバファリンをくれた
うん、なかなか即効性がある
左膝と股関節の痛みが和らいできた
これなら何とか下山できる
道で拾った木の棒に身体を預けながら
白谷雲水峡や苔むす森を見ながら数時間かけ何とか下山
いやーギリギリだったな…